米ツアー初V、3週連続V、賞金女王 鈴木愛を振り返り
更新日:2019/12/30 00:33
掲載日:2019/12/29 14:24
2年ぶり2度目の賞金女王、3週連続優勝など大活躍した鈴木愛を振り返る。
開幕戦はまさかの予選落ちだったが、翌週大会で優勝するとサントリーレディス、ニチレイレディス、ニトリレディスと8月を終えた時点で4勝と圧倒的な強さを見せた。
左手首の負傷によりツアーから約1か月離れることになっても復帰2戦目となった11月の三菱電機レディスで完全優勝、翌週のTOTOジャパンクラシックでも初日から首位の座を譲らず米ツアー初優勝を飾った。
さらに勢いは止まらず伊藤園レディスでは2007年の全美貞(韓)以来となる史上2人目の3週連続優勝。翌週大会は単独2位と偉業達成ならずも賞金ランク1位で最終戦を迎えることに。
初日と2日目は苦しんだが3日目に2アンダー、最終日に4アンダーとスコアを伸ばし5位タイ。渋野日向子、申ジエ(韓)との賞金女王争いを制し、鈴木は2年ぶり2度目のタイトルを獲得したのだった。
23日時点の世界ランクで16位の鈴木は、畑岡奈紗(同5位)、渋野(同11位)に続く日本勢3番手。東京五輪出場も夢ではない。まずは来年6月末までの戦いに注目したいところだ。