史上5人目の2年連続賞金王 今平周吾を振り返り
更新日:2019/12/31 21:42
掲載日:2019/12/29 11:30
今平周吾は2019年も素晴らしい活躍だった。
5月の中日クラウンズで単独2位に入ると、関西オープンで7位タイ、ミズノオープンで9位タイ、6月の日本ゴルフツアー選手権で単独2位に入るなど2018年と同様に安定したゴルフを展開した。
初優勝は10月のブリヂストンオープンと時間はかかったものの、翌月のダンロップフェニックスで2勝目を挙げ、目標としていたシーズン複数回優勝を達成。
いずれの試合も短縮競技と珍しい形だったが、それだけ好スタートを切るのが上手い選手ということだ。
そして最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップでは、ショーン・ノリス(南ア)との賞金王争いを制し、史上最年少記録で2年連続となる賞金タイトルを手にした。
25試合に出場し、トップ10入り16回とシーズンを通して好成績を収め、世界ランキングも今季スタート時は53位だったが、12月22日時点で同31位と日本勢2番手につけており、東京五輪出場圏内にいる。
来季は片山晋呉が2004〜2006年に記録した以来の3年連続賞金王を狙う。