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自己最高の世界ランク3位、国内メジャー2勝 畑岡奈紗を振り返り

更新日:2019/12/31 16:45
自己最高の世界ランク3位、国内メジャー2勝 畑岡奈紗を振り返り
日本女子オープンを制した畑岡奈紗(写真:Getty Images)

 

 日本のエース畑岡奈紗の2019年を振り返る。

 米ツアー参戦3年目の畑岡は3月のキア・クラシックで自身初となる4日間大会を制し、ツアー通算3勝目。また、5月のピュアシルク選手権、6月のマイヤーLPGAクラシックで2位タイに入るなどトップ10入りは6回だった。

 メジャーはKPMG女子PGA選手権で14位、ANAインスピレーションで39位タイ、全米女子オープン、AIG全英女子オープン、エビアン選手権は予選落ちと思うような結果が残せなかったが、国内メジャーでは圧倒的な強さを見せた。

 9月の日本女子プロでは後続に8打差をつけ、2016年、2017年の日本女子オープンに続く国内メジャー3勝目を「20歳245日」でマーク。諸見里しのぶの23歳59日を抜いてツアー最年少記録を打ち立てた。

 また、宮里藍さんの27試合を更新し、日本人史上最速の「17」試合目で国内ツアーの生涯獲得賞金1億円を突破。そして10月の日本女子オープンも制し、自己最高の世界ランク3位に入ったのだ。

 現在の世界ランクは5位と日本勢トップで東京五輪出場に最も近い選手。メダルそしてメジャータイトル獲得が期待される。なお、2020年は1月16日開幕のダイアモンド・リゾート・トーナメント・オブ・チャンピオンズからスタートする予定だ。

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