塩見好輝と永峰咲希がテーラーメイドの「SIM」シリーズ発表会に登場
9日、テーラーメイドゴルフは「SIM/SIM MAX」シリーズの発表会を都内で行い、契約プロの塩見好輝、永峰咲希が登場した。
「SIM」とは「Shape In Motion(シェイプ・イン・モーション)」の略で「M」シリーズの後継ではなく新シリーズという位置づけ。
今回、テーラーメイドは「M」シリーズを上回るクラブを生み出すためシェイプ(形状)に着目。ドライバーにはダウンスイング中の空気抵抗をできる限り減らす効果のある『イナーシャジェネレーター』が新搭載された。なお、左右のバラつきを抑えるツイストフェース、反発性能を限界ギリギリにするスピードインジェクションは引き続き搭載されている。
「打って一番分かるのは初速の速さとヘッドスピード。前のと比べるとハーフウェイダウンで速さを感じる」と塩見は新機能の恩恵を受けている様子。また、永峰は「女子はキャリーがでないと飛距離に繋がらないので、ボールが上がってくれることが魅力的。風が強かったり、天気が悪い時でも対応できると思う」と話した。
塩見は昨年の日本オープン最終日に崩れ、惜しくもツアー初優勝を逃したが期待の選手。「毎試合、優勝争いのできるプロになりたい。SIMで勝てれば一番いいと思っているので頑張りたい」と今季こそは勝利を掴めるだろうか。
また、2018年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝して以来、勝利のない永峰は「まずは2勝目が一番の目標。クラブ、ボール、ウェアとオールテーラーメイドで2、3勝と挙げてゴルフ界を盛り上げていけたらと思う」と抱負を述べた。
なお、SIMはドライバーとフェアウェイウッドのみで、SIM MAXはドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアン、OS(オーバーサイズ)アイアン、レディス(ドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアン)が用意されている。発売は2月7日(金)の予定だ。