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34歳のコルト・ノスト フェニックス予選落ちでツアー引退を決意

更新日:2020/02/01 16:17
34歳のコルト・ノスト フェニックス予選落ちでツアー引退を決意
ツアー引退を表明したコルト・ノスト(写真:Getty Images)

 

 米男子ツアー◇ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン◇2日目(31日)◇米アリゾナ州◇TPCスコッツデール(7,261ヤード・パー71)

 予選カットラインの通算1アンダーに1打及ばず予選落ちを喫したコルト・ノスト(米)がツアーから引退することを発表した。

 34歳のノストは2007年の全米アマチュア選手権と全米アマチュアパブリックリンクスを制し、アマチュア世界ランク1位に輝き、翌年の米下部ツアーでは2勝を挙げた。

 しかし、レギュラーツアーでの優勝はない。2016年のザ・プレーヤーズ選手権で3位タイに入るも、同年から手首の怪我に悩まされ、メディカルエクステンション(公傷制度)を利用してプレーしていた。

 今回のフェニックス・オープンが公傷制度を利用してプレーできる最後の試合で、ツアーカードを維持するためには優勝する必要があった。ラウンド後にノストはインスタグラムにこう投稿した。

「家族、友達、スポンサーには感謝してもしきれない。最高の仕事に就けて幸せだった。ツアーから離れることは寂しいが、第二の人生に進むとき」

 また、米ゴルフチャンネルのインタビューで「他のツアーではもうプレーしたくない。楽しかったし、やりきった。みんな飛ばすからゴルフは変わったね。次のチャプターに向けて進むよ」とノストは答えている。

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