スコット「今回の勝利は大きな一歩になった」 ウッズのホスト大会で4年ぶりV
更新日:2020/02/17 18:00
掲載日:2020/02/17 17:00

16日、タイガー・ウッズ(米)がホストを務める米男子ツアーのジェネシス招待(米カリフォルニア州/リビエラCC)の最終ラウンドが行われ、アダム・スコット(豪)が通算11アンダーで優勝した。
スコット、世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、マット・クーチャー(米)の3人が最終日を首位タイからスタート。終盤まで誰が勝つか分からない展開だったがマキロイ、クーチャーがともに落とし、スコットが1アンダーで回り決着がついた。
2016年のWGC-キャデラック選手権以来のツアー通算14勝目を手にしたスコットは「本当に嬉しい。リビエラは大好きな場所だし、今日は本当にタフな一日だったが大勢のギャラリーが支えてくれた。今回の勝利は大きな一歩になったと思う」と喜びをあらわにした。
実はスコットがリビエラで優勝するのは2回目だが、2005年大会(当時は日産オープン)は雨の影響で36ホールに短縮となりツアー勝利数にカウントされず、今回が正真正銘の優勝となった。
今年で40歳を迎えるスコットは、昨年12月の欧州と豪州ツアー共催大会のオーストラリアPGA選手権で優勝するなど復活ののろしを上げている。
「中には自分はもう終わったと思っている人もいるかもしれないが、モチベーションや集中力が維持できれば、これから5年間は最高の年になると信じている」と、4月のマスターズで2度目のグリーンジャケットを獲得することも夢ではないだろう。