テキサスで久しぶりの試合 首位のシェフラー「外でゴルフができて良かった」
更新日:2022/03/20 09:52
掲載日:2020/04/29 14:38
28日、マリドー・サマリア・ファウンド招待(4月28〜30日/米テキサス州/マリドーGC)の第1ラウンドが行われ、プロアマ72人が久しぶりのゴルフを楽しんだ。
今大会は新型コロナウイルスの影響で仕事を失った同コースのキャディを支援するためのチャリティイベント。参加費の250ドル(1人)などが寄付金となり、無観客、キャディなし、カートなし、クラブハウス使用禁止、練習場使用禁止、毎日の体温チェックと独自のソーシャル・ディスタンス・ルールを適用している。
6アンダー66でトップに立った米男子ツアーのルーキー、スコッティ・シェフラー(米)は「ずっと家の中にいたから、外でゴルフができて良かった」と話し、3アンダー3位タイ発進のデービス・ライリー(米)は「正しい方法で行っている。皆が思っているよりもゴルフが早く再開できることをPGA、LPGA、下部ツアーなど他の団体に示すことが出来るかもしれない。素晴らしい一週間になると思う」とコメントをした。
また、3オーバー75で回った今季1勝の新人ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)はオクラホマ州立大時代に使用していたキャディバッグを背負い「カレッジゴルフをしている感じで楽しかった」と話した。
元NFL選手のトニー・ロモ、現役NBA選手のデロン・ウィリアムスらも出場している。なお、優勝したプロは2万7,000ドル(約300万円)を手にするが、全額を寄付することだろう。