2019年の逮捕後、1年ぶりのスタートを切るオルセン

　トービヨン・オルセン（デンマーク）が30日に開幕するヒーロー・オープン（英国／フォレスト・オブ・アーデン・マリオット・ホテル＆CC）で欧州ツアーに復帰する。

　オルセンは2019年8月、WGC-フェデックス・セントジュード招待終了後、会場の米テネシー州メンフィスからイギリスのロンドンに帰る飛行機内で泥酔。乗客やキャビンクルーに暴言を吐いた挙句、一人の女性客にわいせつ行為をはたらき逮捕され、以降欧州ツアーからは出場停止を言い渡された。

　オルセンの裁判は当初5月11日に行われるはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年12月に延期が決定。結果としてツアーは今月初めに裁判が完了するまでの間、オルセンの出場停止を解除すると発表していた。

　オルセンは声明を通じ「私と私のチームは当初、法的手続きが未解決である間はツアーイベントに参加しないことに合意していましたが、裁判の延期に伴い、私のキャリアを続けることを許可してくれたツアーには感謝しています」とコメントしている。