ジョン・ラーム、世界ランク1位に「長くいられることを願っている」
更新日:2020/07/30 14:20
掲載日:2020/07/30 13:37
2週前のザ・メモリアル・トーナメントを制し、スペイン人選手としてはセベ・バレステロス以来2人目の世界ランキング1位に浮上したジョン・ラーム。10代の頃に設定した目標を早々に叶えた25歳だが、彼の焦点は変わっていない。それはトップの座を維持することがいかに難しいか理解しているからだ。
「親友で5度のメジャーチャンピオンであるフィル(・ミケルソン)でさえ、そこにはたどり着けなかったんだ」とラーム。当時はタイガー・ウッズ(米)全盛期だったとはいえ、多くのタイトルを獲得しながら世界ランク1位には到達できなかったミケルソンの姿を見てきたからこそ、その地位をキープするのは容易ではないことを知っている。
そして「同時にここに来ることができたことは素晴らしいことだよ」としたラームは、「(プロ転向後の)この4年間は素晴らしいゴルフをしてきたけど、それ以上のプレーを続けてここに長くいられることを願っているよ」とトップを維持することへの意気込みを語った。
30日開幕の世界選手権シリーズ、WGC-フェデックス・セントジュード招待(米テネシー州/TPCサウスウィンド)では、予選ラウンドをブライソン・デシャンボー(米)、リッキー・ファウラー(米)と回ることが決まっている。