ラルフローレン、差別発言のトーマスとの契約を解除
更新日:2021/01/16 17:36
掲載日:2021/01/16 17:15
米アパレル企業のラルフローレンは15日、ジャスティン・トーマス(米)との契約を解除したと発表した。
トーマスは先週の米ツアー、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ3日目にショートパットを外した際、同性愛者を差別する言葉を吐き、SNSでその模様が拡散された。
トーマスは「言い訳のしようがない。本当に申し訳ない」と謝罪していたが、ラルフローレンは「我々の価値観とは完全に反している」と契約を打ち切った。
このようなケースの契約解除は過去にもある。2020年3月、スコット・ピアシー(米)がタイトリストブランドを展開するアクシネットなどから契約を解除された。
その理由は当時、米大統領選を辞退し、同性愛者だと公言していたピート・ブティジェッジ氏に対して性差別的な画像をインスタグラムのストーリー上に投稿したからである。
なおラルフローレンは、トーマスが成長し、懸命に努力するのであれば再契約を検討するとも発表している。