8位のスピース「自分を信じ続ける」 約4年ぶりの優勝を目指し決勝へ
更新日:2021/02/06 16:31
掲載日:2021/02/06 16:25
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンは5日、米アリゾナ州のTPCスコッツデール(7,261ヤード・パー71)で第2ラウンドが行われ、ジョーダン・スピース(米)は通算8アンダー8位タイで週末を迎える。
スピースは現在世界ランク92位と苦戦している。その原因はパッティングではなくフェアウェイキープ率にある。現在、スピースのフェアウェイキープキープ率は47.81%(232位)、昨季は52.14%(181位)だった。
今週も初日のフェアウェイキープ率は14.29%と苦戦。それでもショートゲームでカバーし「67」を記録して好スタートを切った。興味深いのが2日目。本人にも何が起こったか分からないようだがフェアウェイキープ率は71.43%に向上。連日の「67」をマークし、優勝が狙える位置で決勝ラウンドへ進む。
2017年の全英オープン以来の優勝を目指すスピースは、「徐々に自信を取り戻しつつある。早く優勝したいし、本来の自分を取り戻したいが、とにかく今は逆境を克服するまで耐え、自分を信じ続ける」と話している。