ローズ「信じられないほどグリーンが読めた」 7アンダー単独トップ発進
海外男子メジャーのマスターズは8日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7,475ヤード・パー72)で第1ラウンドが行われ、ジャスティン・ローズ(英)が7アンダー単独トップに立った。
2013年全米オープン以来のメジャー制覇を狙うローズは、1番でボギーを喫すると、7番でもスコアを落として2オーバーに。しかし8番パー5でイーグルを奪うと、残り10ホールで3連続を含む7バーディを奪取してリーダーボードの最上段を射止めた。3月初旬のアーノルド・パーマー招待を腰痛で途中棄権してから5週間は試合に出場せず調整に当ててきた結果が出た。
オーガスタ・ナショナルでの自己ベストを2打更新するラウンドに「信じられないほどグリーンが読めた。パットが良かった」。また、「7番までの2オーバーが世界の終わりではないことは知っていたが間違った方向に進んでいることも分かっていた」と見事な切り替えでトップ発進を決めた。
しかし、「好発進だからといって期待しすぎるのは良くないと経験から分かる。残りのラウンドも一打一打に集中することが大事」と40歳のローズ。同選手は今年から契約フリーとなり、テーラーメイド、ミズノ、タイトリストなどのギアを組み合わせてプレー。ドライバーやフェアウェイウッドは古巣のテーラーメイド、アイアンはブルックス・ケプカ(米)と同様に日本メーカーを選んでいる(ローズはミズノMP-20、ケプカはスリクソンZX7)。
ローズはこのままリードを保てるか。または2位タイにつける松山英樹が残り54ホールで逆転し、悲願のグリーンジャケットを手にするのか、注目だ。
■ローズのギアセッティング(GolfWRXより)
テーラーメイド M1 440(9°)ドライバー
三菱ケミカル テンセイ CKプロオレンジ 70 TX
テーラーメイド M4(15°)、M6(18°)フェアウェイウッド
三菱ケミカル テンセイ CKプロオレンジ 80 TX
スリクソン ZX U(#4)、ミズノ MP-20(#5-PW)アイアン
KBS C-テーパー 125 S+
タイトリストボーケイ SM8(52°)、SM7(56°)、SM8プロト(60°)
KBS ツアー C-テーパー 125 S+(52°)、KBS Hi-Rev 2.0(56°、60°)
アクシス1 ローズ プロト パター
テーラーメイド TP5 (2021)ボール