キム・シウ、パター破壊でウッド代用　ボールを池にポイ捨て

　海外男子メジャーのマスターズは9日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC（7,475ヤード・パー72）で第2ラウンドが行われ、キム・シウ（韓）は4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算4アンダー6位タイで決勝ラウンドを迎える。

「69」は好スコアだが、怒りを抑えられたらもっと良いスコアで回れていたかもしれない。キムは14番パー4を3パットのボギーとしたことなどから、15番のパットを打つ前にパターを叩きつけ破壊。故意にクラブを破壊した場合、交換はできないため15番からは3番ウッドでパットをすることに。

　15番は約6メートル、16番は約4メートル、17番は約10メートル、18番は約5メートルと全てバーディチャンスだったが2パットのパー。もしパターが使えていたら幾つかは獲れていたかもしれない。

　ただ最も問題なのは、クラブを破壊したこともだが、15番のパットを決めた後にボールを後ろの池に投げ捨てたこと。良い位置につけているだけにもったいない態度だった。週末はアンガーマネジメントができるようプレーして欲しいものだ。