50歳のフィル・ミケルソンが首位タイで週末へ「とても楽しい」
更新日:2021/05/22 14:57
掲載日:2021/05/22 10:50
海外男子メジャーの全米プロゴルフ選手権は21日、米サウスカロライナ州のキアワ・アイランド・ゴルフ・リゾート オーシャンC(7,876ヤード・パー72)で第2ラウンドが行われ、50歳のフィル・ミケルソン(米)が通算5アンダーで首位タイに浮上した。
シニアの選手が36ホールを終えてトップに立つのは1958年にストロークプレーになって以来、1966年のサム・スニードのみ。4大メジャー大会では2012年のフレッド・カプルス(米)以来となる。このままトップの座を譲らなければメジャー最年長優勝を達成する。
「とても楽しい。ただ優勝するには困難を乗り越えなければならないが、引き続き楽しくできれば良い」
メジャー史上最長コースながら首位タイは50歳のミケルソンと38歳のルイ・ウーストヘイゼン(南ア)。若手のパワーのある選手でも届かず勝負はグリーン周りというシーンが多いため、熟練の技と風に対応する力などを持ったベテランにもチャンスがある。
4位タイにつける松山英樹以外が優勝するならば、ミケルソンに勝って欲しいというファンも多いだろう。先日、ミケルソンは今年の全米オープンに特別招待で出場することが発表されたが、全米プロで勝てば堂々と全米オープンに出場することができる。天才レフティが残り2日間どのようなプレーを見せてくれるのか、注目だ。