稲見萌寧が銀メダル獲得　ネリー・コルダが金、リディア・コが銅

　東京五輪の女子ゴルフ競技は7日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース（6,648ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、ネリー・コルダ（米）が金メダル、稲見萌寧が銀メダル、リディア・コ（ニュージーランド）が銅メダルを獲得した。

　世界ランク1位のコルダは「69」で回り、通算スコアを17アンダーとした。男子はザンダー・シャウフェレ（米）と東京五輪ゴルフの金メダリストは男女ともに米国となった。

　稲見はプレーオフ1ホール目でコを下し、銀メダルを獲得。この日の稲見は2アンダーで折り返すと、12番から4連続バーディ、17番もバーディとする。

　しかし、最終18番パー4でセカンドショットがグリーン手前のアゴの高いバンカーに捕まりボギーとし、通算16アンダーでコと並びプレーオフへ突入した。

　プレーオフは18番パー4で行われ、コはボギーを叩き、パーとした稲見に軍配が上がった。米ツアー通算16勝のコは前回のリオデジャネイロ五輪（銀メダル）に次ぐメダル獲得となった。

　畑岡奈紗は3バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算10アンダー9位タイと、フィリピン代表の笹生優花らと並び競技を終えた。