得意大会に臨むキャントレー　条件次第で世界No.1浮上の可能性も

　昨季年間王者のパトリック・キャントレー（米）が、得意大会で自身初の世界ランキング1位に挑む。米ゴルフウィークが16日に伝えている。

　現在世界ランキング3位のキャントレーは、17日に開幕する米男子ツアーのザ・ジェネシス招待（米カリフォルニア州／ザ・リビエラCC）に過去6度出場し、昨年まで4年連続でトップ20フィニッシュを果たすなど、好相性を誇っている。

「この大会は僕が幼い頃に父や祖父と一緒に訪れ、UCLAでの最後の年にNCAAで戦った場所なんだ」とキャントレー。「ツアーで最高のゴルフコースのひとつだと思うので、今週ここに来られて嬉しいよ」と語った。

「いつかこのゴルフコースで勝ちたい」。

　今季は優勝こそないが、出場4試合すべてでトップ10入りと安定感抜群で、ツアー公式サイト発表の優勝予想でも最有力の評価。思い出の地で優勝し、現世界ランク1位のジョン・ラーム（スペイン）が単独4位より下位となれば初のNo.1に輝くこととなる。