松山英樹ら日本勢6人集結、ウッズも出場 第150回全英オープン
14日、海外男子メジャーの全英オープンが開幕する。第150回記念大会の舞台は30回目の開催となるスコットランドのセントアンドリュース オールドコース(7,313ヤード・パー72)だ。
注目は松山英樹とタイガー・ウッズ(米)。松山は前哨戦のジェネシス・スコティッシュ・オープンで予選落ちを喫したものの、2日間の休養をプラスに変えてメジャー2勝目に挑みたいところ。全英オープン最高位は初出場だった2013年の6位タイ、セントアンドリュース オールドコースでのプレーは18位タイを記録した2015年以来となる。
一方のウッズは5月の全米プロゴルフ選手権以来の出場だ。同大会では手術した右脚の痛みで途中棄権を余儀なくされたが、先週のDPワールドツアーのプロアマ大会や11日に行われた第150回記念イベントでは元気な姿を見せている。全英オープンはセントアンドリュース オールドコースでの2勝を含む計3勝。“聖地”での上位争いに期待したい。
また、前回王者のコリン・モリカワ(米)は、2007年と2008年大会を制したパドレイグ・ハリントン(アイルランド)以来の全英オープン連覇に挑戦。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米)、同7位のジャスティン・トーマス(米)、同10位のマシュー・フィッツパトリック(英)は今季2つ目のメジャータイトルを狙う。
さらに、今季メジャー3試合すべてでトップ10入りを果たしているローリー・マキロイ(北アイルランド)とウィル・ザラトリス(米)、前週のジェネシス・スコティッシュ・オープンで出場2試合連続優勝を飾ったザンダー・シャウフェレ(米)、前回大会2位のジョーダン・スピース(米)ら好調を維持する面々からも目が離せない。
このほかにも、ジョン・ラーム(スペイン)、パトリック・キャントレー(米)、キャメロン・スミス(豪)、ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)のトップランカーはもちろん、ダスティン・ジョンソン(米)、フィル・ミケルソン(米)、ブライソン・デシャンボー(米)、ブルックス・ケプカ(米)ら“LIVゴルフ勢”もクラレットジャグをかけて出場する。
日本からは松山のほか、金谷拓実、比嘉一貴、桂川有人、今平周吾、アマチュアの中島啓太が参戦予定だ。