全英OP優勝予想　2014年覇者のマキロイが最有力、松山英樹は選外

　11日、海外男子メジャーの全英オープン（14日〜／スコットランド／セントアンドリュース オールドコース）の優勝予想が米ツアー公式サイトで発表となった。

　優勝候補最有力に推されたのはローリー・マキロイ（北アイルランド）。全英オープンはロイヤル・リバプールGC（英国）で開催された2014年大会で優勝し、2016年からは3大会連続でトップ5入り。今季米ツアーでは約1か月前のRBCカナディアン・オープンで2勝目を挙げ、平均スコア（68.64）はトップとなっている。

　優勝予想2番手はジョン・ラーム（スペイン）。昨年大会は全米オープンでメジャー初優勝を成し遂げた約1か月後に行われ、3位タイに入った。スペイン出身選手としては1988年のセベ・バレステロス以来となる全英オープン制覇を狙う。

　以下、3番手に全米オープン覇者のマシュー・フィッツパトリック（英）、4番手にマスターズ王者のスコッティ・シェフラー（米）と今年のメジャー優勝者が続き、5番手に前週の“前哨戦”ジェネシス・スコティッシュ・オープンで出場2試合連続優勝を果たしたザンダー・シャウフェレ（米）と続く。

　このほか、2017年チャンピオンのジョーダン・スピース（米）は6番手、前回覇者のコリン・モリカワ（米）は8番手、2019年王者のシェーン・ロウリー（アイルランド）は9番手、今年の全米プロゴルフ選手権を制したジャスティン・トーマス（米）は16番手評価。日本の松山英樹は20位までのランキングに含まれなかった。