J.コルダ「取りに行ってくれる人がいなくて」 お気に入りのウェアはスイスに
更新日:2022/08/05 17:30
掲載日:2022/08/05 17:36
海外女子メジャーのAIG全英女子オープンは4日、スコットランドのミュアフィールド(6,649ヤード・パー71)で第1ラウンドが行われ、メジャー初制覇を狙うジェシカ・コルダ(米)は5アンダー単独2位となった。
気になったのはキャップを被っている姿。いつもならスポンサーのフランクリン・テンプルトン(運用資産会社)ロゴの入ったサンバイザーを着用しているのだが、この日はミュアフィールドのキャップを被っていた。
なぜか? サンバイザーのみならずウェアの入ったスーツケースがスイスのチューリッヒ空港にあるからだ。エビアン選手権を終えてフランスから移動するときにロストバゲージとなった。
GPS追跡のできるタグをスーツケースにつけているため場所は分かるが、「取りに行ってくれる人がいなくて…」。なので、練習ラウンドは妹のネリー・コルダ(米)のウェアを着てプレー、初日は急遽フットジョイに用意してもらったパンツを着用。一番目立つヘッドウェアはどうにもならず、ミュアフィールドのキャップを選んだ。
クラブがロストバゲージになるよりは良いが、ウェアもギアセッティングの一部。慣れていないウェアでプレーするのは大変だろうが、そんなことは物ともせずナイスプレーをしたコルダだった。