プレジデンツカップを制するのは? 専門家が予想
20日、米男子ツアー公式サイトは今週の米国選抜と世界選抜による対抗戦、ザ・プレジデンツカップ(22〜25日/米ノースカロライナ州/クエール・ホローC)を前に、専門家7名による予想記事を掲載した。
■米国選抜メンバー
スコッティ・シェフラー、パトリック・キャントレー、ザンダー・シャウフェレ、サム・バーンズ、ジャスティン・トーマス、トニー・フィナウ、マックス・ホーマ、ビリー・ホーシェル、ケビン・キスナー、コリン・モリカワ、ジョーダン・スピース、キャメロン・ヤング
■世界選抜メンバー
松山英樹、イム・ソンジェ、トム・キム、コーリー・コナーズ、アダム・スコット、ミト・ペレイラ、クリスティアーン・ベザイデンホウト、キャム・デービス、キム・シウ、李京勲、セバスチャン・ムニョス、テイラー・ペンドリス
専門家による勝利チーム予想では、7名中6名が米国選抜を選択している。それもそのはず、アメリカチームは通算成績で11勝1敗1分と圧倒しており、目下8連勝中。今年も現世界ランキング1位のシェフラー、トーマス、モリカワ、スピースのメジャーチャンピオンに加え、前週のフォーティネット選手権を制し勢いに乗るホーマもメンバーに含まれる。さらに今年はホーム開催ということもあり、“アメリカ優勢”と予想するのは当然ともいえる。
一方でライターのベン・イブリル氏のみ世界選抜の勝利を予想した。同氏はキープレーヤーにイム・ソンジェ(韓)を挙げ、「私は番狂わせが起こる準備ができている。ベテランのアダム・スコットを筆頭に韓国からイム(・ソンジェ)とトム(・キム)という才能豊かな2人も出場する。ゴルフ界は日曜日に唖然となるだろう」とコメント。10度目の出場となる42歳のスコットや、米ツアー直近5試合で2位タイを3度記録しているイム・ソンジェらの奮起に期待しているようだ。
1998年大会を最後に勝利から遠ざかっている世界選抜。当初自動選出メンバーに名を連ねていた世界ランク3位のキャメロン・スミス(豪)、米ツアー通算2勝のホアキン・ニーマン(チリ)がLIVゴルフでプレーしたことで出場資格を失い、大きな戦力ダウンとなったことは間違いないが、スコット、イム・ソンジェ、そして日本の松山らの活躍で下馬評を覆すことができるだろうか。
22日の初日はフォアサム(1つのボールを2人が交互に打ち合う)5試合が行われる。