「家族と過ごすのが楽しみ」　S.ロウリー、年明けまでは“本業”に全力

　4日まで開催されていたヒーロー・ワールド・チャレンジに出場していたシェーン・ロウリー（アイルランド）だが、気持ちはすでにクリスマスへと向けられているようだ。アイルランドのアイリッシュ・インディペンデント紙（電子版）が伝えている。

　9月に行われたDPワールドツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権で優勝を飾ったロウリーだが、11月のシーズン最終戦、DPワールドツアー選手権は優勝したジョン・ラーム（スペイン）から17打差の23位タイで終戦。さらに米ツアーを代表する20人が出場した先週のヒーロー・ワールド・チャレンジも2日目までの出遅れが響き、優勝したヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）から21打差の単独18位と、欧米両ツアーの締めくくりの2試合は上位争いに絡むことができなかった。

　それでも現在35歳の全英オープン王者は「おうちでクリスマスだ。今はそれしか考えていない。家族と過ごすのが凄く楽しみだよ」と笑顔で語り、すでに気持ちを切り替えている様子。そして「この2大会ほどボギーやダブルボギーなんかの数が多かったことはないと思う。自分のゲームには満足しているけど、疲れ果ててしまった…」と話し、来年1月13日開幕のDPワールドツアー、ヒーロー・カップ（アラブ首長国連邦／アブダビGC）まで体を休めるとした。

　自身のツイッターアカウントの自己紹介欄に「Full time dad and husband. Part time golfer（フルタイムの父親であり夫。パートタイムのゴルファー）」と記しているファミリーマン。ここからしばらくは“副業”を忘れて“本業”に全力を注ぐ。