J.ラーム、最終日「74」で出場3戦連続Vならず…「思い通りにいかなかった」
更新日:2023/01/29 15:20
掲載日:2023/01/29 00:00
28日、米男子ツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は米カリフォルニア州のトリー・パインズGC サウスC(7,765ヤード・パー72)で最終ラウンドが終了。目下絶好調で優勝候補最有力と目されていたジョン・ラーム(スペイン)は通算8アンダー7位タイで4日間を終えた。
ラームは今年に入ってセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズを制すと、前週のザ・アメリカン・エキスプレスでも優勝。今週も3日目終了時点でトップと2打差の好位置につけていたが、最終日は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「74」と振るわず、2017年のダスティン・ジョンソン(米)以来となる出場3試合連続優勝はならなかった。
「今日は良いスイングがたくさんできたと思う。今日は初日(サウスCで「73」)と同じような感じで、良いスイングはたくさんできたけど、ただ思い通りにいかなかった。タフな一日になることは分かっていたし、2アンダーか3アンダーならチャンスがあったかもしれないが、そうはならなかった」
現世界ランキング3位のラームは、今大会で単独3位以上に入れば、同週開催のDPワールドツアー「ヒーロー・ドバイ・デザート・クラシック」に出場しているローリー・マキロイ(北アイルランド)の結果次第ではナンバーワンに返り咲くチャンスもあったが、「これもゴルフ。できる限りハードに戦ったよ」と振り返っていた。
優勝はこの日7バーディ、1ボギーの「66」を叩き出し、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたマックス・ホーマ(米)。昨年9月のフォーティネット選手権以来となる今季2勝目、ツアー通算6勝目を達成している。