松山英樹、2度目のマスターズ制覇に挑む 複数回優勝者は過去17人
更新日:2023/04/05 11:17
掲載日:2023/04/05 00:00
海外メジャーのマスターズが6日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7,545ヤード・パー72)で開幕。松山英樹が2年ぶり2度目の優勝に挑む。
10年連続12度目の出場となる松山。優勝した2021年大会は初日「69」で2位タイスタートを切ると、2日目「71」で6位タイに順位を落としたが、3日目に「65」を叩き出して単独首位に。そして4打リードで迎えた最終日を「73」でプレーし、通算10アンダーでアジア勢として初めてグリーンジャケットに袖を通した。
連覇を目指した昨年大会は「72」「69」で2位タイで週末へ向かうも、3日目に「77」と崩れて14位タイに後退し、巻き返しが期待された最終日も「72」とスコアを伸ばせず。そのまま14位タイでフィニッシュし、ジャック・ニクラウス(米)、ニック・ファルド(英)、タイガー・ウッズ(米)以来4人目のマスターズ連覇はならなかった。
今季はここまで優勝がない松山だが、先月の“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権で単独5位に入った。2週前のWGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレーを途中棄権した首の状態は気がかりではあるものの、前週のバレロ・テキサス・オープンで15位タイに入ったことで、米ツアー公式サイト発表の優勝予想では11番手と好評価を受けている。
マスターズ複数回優勝者は最多6回のニクラウスを筆頭に、ウッズ(5回)、アーノルド・パーマー(米/4回)ら17人。日本のエースは名プレイヤーたちの仲間入りを果たせるか。