シェフラー、史上4人目のマスターズ連覇へ ウッズ、マキロイ、ラーム、松山英樹ら出場
海外メジャー、マスターズが6日から米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7,545ヤード・パー72)で開催される。
昨年大会を制したのはスコッティ・シェフラー(米)だ。3打差単独首位で迎えた最終日を「71」にまとめ、通算10アンダーでメジャー初優勝。直近6試合でWMフェニックス・オープン、アーノルド・パーマー招待、WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレーに続く4勝目と圧倒的な強さを示した。
今年もすでにWMフェニックス・オープン、ザ・プレーヤーズ選手権で優勝を飾っている現世界ランキング1位のシェフラー。ジャック・ニクラウス(米/1965年、1966年)、ニック・ファルド(英/1989年、1990年)、タイガー・ウッズ(米/2001年、2002年)以来4人目のマスターズ連覇へ視界は良好だ。
また、タイガー・ウッズ(米)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)にも注目したい。ウッズは2月のザ・ジェネシス招待で45位タイを記録して以来、今季2試合目の出場となる。マスターズ出場は25度目。自動車事故からの本格復帰戦として話題を集めた昨年大会は単独47位だった。一方、世界ランク2位のマキロイは2014年の全英オープン制覇後、9度目のキャリアグランドスラムに挑む。昨年単独2位の雪辱を果たし史上6人目の快挙達成なるか。
今季3勝でフェデックスランクトップのジョン・ラーム(スペイン)は悲願のマスターズ初制覇に挑戦。パトリック・キャントレー(米)、マックス・ホーマ(米)、ザンダー・シャウフェレ(米)、ウィル・ザラトリス(米)、ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)はメジャー初タイトルを目指す。
さらに松山英樹、ダスティン・ジョンソン(米)、パトリック・リード(米)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジョーダン・スピース(米)、バッバ・ワトソン(米)、アダム・スコット(豪)、フィル・ミケルソン(米)ら歴代王者に加え、ジャスティン・トーマス(米)、コリン・モリカワ(米)、マシュー・フィッツパトリック(英)、キャメロン・スミス(豪)、ブルックス・ケプカ(米)、ブライソン・デシャンボー(米)などのメジャー覇者も顔を揃える。
このほかにも、昨季の国内ツアー賞金王でマスターズ初出場の比嘉一貴に加え、キーガン・ブラッドリー(米)、カート・キタヤマ(米)、クリス・カーク(米)、シェイマス・パワー(アイルランド)、サム・バーンズ(米)、トニー・フィナウ(米)、ジェイソン・デイ(豪)といった今季好調を維持する面々からも目が離せない。
悪天候で波乱の展開も予想される今年のマスターズ。最後にグリーンジャケットに袖を通すのは誰か?