畑岡奈紗、地元・茨城で今季初V目指す　日米ツアー共催のTOTOジャパンクラシック

　国内で開催される唯一の全米女子プロゴルフ協会（LPGA）の公式戦、TOTOジャパンクラシックは2日、茨城県の太平洋クラブ美野里コース（6,608ヤード・パー72）で開幕する。

　米ツアーを主戦場とする日本勢では古江彩佳、笹生優花、畑岡奈紗、西村優菜、勝みなみ、渋野日向子がエントリー。2018年大会優勝の畑岡は前週マレーシアで開催されたメイバンク選手権で11位タイに入っており、地元・茨城県で今季初優勝を目指す。また、勝と渋野はポイントランク80位以内に与えられるフルシード権争いでそれぞれ77位、81位と当落線上におり、母国トーナメントで大量ポイントを持ち帰りたいところだ。

　海外勢では、前回覇者のジェンマ・ドライバーグ（スコットランド）、メジャーチャンピオンのキム・ヒョージュ（韓）、ハンナ・グリーン（豪）、ジェニファー・カプチョ（米）、チョン・インジ（韓）、ダニエル・カン（米）ほか、6月のプロデビュー戦で優勝で飾った20歳のローズ・チャン（米）、リン・シユー（中）、パジャリー・アナンナルカーン（タイ）などの有力選手が日本に集結する。

　一方の日本ツアーからもメルセデス・ランクトップ10の山下美夢有、申ジエ（韓）、岩井明愛、小祝さくら、櫻井心那、岩井千怜、吉田優利、川岸史果、菅沼菜々、穴井詩、歴代チャンピオンの鈴木愛、上田桃子に加え、菊地絵理香、神谷そら、原英莉花、西郷真央、稲見萌寧、前週優勝のリ・ハナ（韓）らが参戦。勝てば来季の米ツアー出場権を得られるだけに、世界の強豪を相手にどのようなプレーを見せてくれるか楽しみだ。