亡き娘に捧げる復活V C.ビジェガス「早起きをしなかったことはない」
更新日:2023/11/13 12:50
掲載日:2023/11/13 12:48
カミロ・ビジェガス(コロンビア)が米男子ツアーのバターフィールド・バミューダ選手権(バミューダ諸島/ポート・ロイヤルGC)で9年ぶりツアー通算5勝目を飾った。
タップインの距離のウィニングパットを決めた瞬間、ビジェガスは右拳を握りしめて天を見上げた。2020年に1歳(22か月)の長女・ミアちゃんを脳腫瘍で亡くしている。「娘は笑顔で見てくれている」と復活勝利を捧げた。
2週間前のポイントランクは223位だったが、先週のメキシコ大会で2位タイ、今回の優勝でシード権を獲得し、「本当に信じられない」と話したが、努力を惜しむことはなかった。「私はハードワーカーだ。この9年間、早起きをしなかったことはない。目的を持って朝を迎えることが好きなんだ。Qスクールのセカンドステージに出る予定だったけれど、先週のメキシコでそれはなくなった。でもファイナルステージに出るつもりだったんだ。人生はアップダウンがあって面白いね」。