W.クラーク「現実離れしていた」 コースレコード『60』で首位浮上
更新日:2024/02/04 11:53
掲載日:2024/02/04 11:52
米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・プロアマは3日、米カリフォルニア州のペブルビーチGLで第3ラウンド(6,972ヤード・パー72)が終了。ウィンダム・クラーク(米)が2イーグル、9バーディ、1ボギーでコースレコードの『60』を叩き出し、通算17アンダー単独トップで最終日を迎える。
トップと6打差の23位タイからスタートしたクラークは、6番までに2つのイーグルを奪うなど5つスコアを伸ばすと、7番からは怒涛の5連続バーディ。12番でこの日唯一のボギーを喫するも、13番、14番で取り返し、最終18番でもスコアを伸ばしてリーダーボードの最上段に浮上した。
これまでのペブルビーチGLの大会記録はトム・カイト(米)、デビッド・デュバル(米)、パトリック・キャントレー(米)、マティアス・シュワープ(オーストリア)がマークした『62』。コースレコードは2017年のカーメル・カップで当時テキサス工科大学のハーリー・ロング(独)がマークした『61』だった。
「正直言って現実離れしていた。もしどこかで『59』が出せたとしても、世界で最も歴史のあるゴルフコースのひとつ(ペブルビーチGL)でこんなスコアが出せたのとは比べられないと思う。あれだけパットが決まるなんて普通じゃない。とても素晴らしかった」
1打差にはツアー通算2勝目を狙う注目の若手ルドヴィク・アバーグ(スウェーデン)、2打差には2週連続優勝がかかる好調マチュー・パボン(仏)がつけているが、このままの勢いで昨年6月の全米オープン以来となるタイトルを手にすることができるだろうか。