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古江彩佳、逆転で日本勢4人目のメジャー制覇! 後半14番から3連続バーディ、最後はイーグル締め

更新日:2024/07/15 08:24
古江彩佳、逆転で日本勢4人目のメジャー制覇! 後半14番から3連続バーディ、最後はイーグル締め
古江彩佳(写真:Getty Images)

 

 海外女子メジャーのアムンディ・エビアン選手権は14日、フランスのエビアン・リゾートGC(6,523ヤード・パー71)で最終ラウンドが行われ、古江彩佳は1イーグル、6バーディ、2ボギーの「65」を記録し、通算19アンダーで日本勢4人目のメジャー制覇、2022年7月のスコットランド女子オープン以来のツアー通算2勝目、優勝賞金120万ドル(約1億9,000万円) を獲得した。

 1打差の2位タイから出た古江は2番、3番と連続バーディ、4番はボギーとしたものの9番でバーディを奪取。後半は12番でボギーを叩きトップとは3打差になったが、14番と15番は長いバーディパットを沈め、16番パー3は傾斜を利用してピンに寄せバーディ。18番パー5はロングアイアンの2打目がギリギリで池を越え2オンに成功。「プレーオフには持ち込みたくなかった。入ってくれて良かった」とそのイーグルパットを見事に決めて見せた。

 今大会は1994年に欧州女子ツアーの試合として創設され、2000年から米女子ツアーとの共催となり、2013年からメジャーに昇格。1997年に小林浩美氏、2009年と2011年に宮里藍氏が優勝している。

 古江の優勝で、日本の男女を合わせると樋口久子(1977年:全米女子プロ)、井戸木鴻樹(2013年:全米プロシニア)、渋野日向子(2019年:AIG女子オープン)、松山英樹(2021年:マスターズ)、笹生優花(2021年と2024年:全米女子オープン)に次ぐ6人目のメジャータイトル獲得という快挙となった。

 通算18アンダー単独2位にステファニー・キリアコウ(豪)、通算17アンダー単独3位にパティ・タバタナキット(タイ)、通算15アンダー単独4位にローレン・コフリン(米)が入った。

■日本勢の成績
優勝(-19)古江彩佳
10位(-9)岩井明愛
35位(-4)西郷真央
39位(-3)山下美夢有
44位(-2)西村優菜
51位(E)渋野日向子
55位(+3)竹田麗央
63位(+7)勝みなみ

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