今季低迷のクーチャーに5年ぶりVのチャンス到来 POシリーズへの道を切り開けるか
更新日:2024/07/28 16:36
掲載日:2024/07/28 16:35
米男子ツアーの3Mオープンは27日、米ミネソタ州のTPCツイン・シティーズ(7,431ヤード・パー71)で第3ラウンドの競技が行われ、ツアー通算9勝のマット・クーチャー(米)が通算15アンダー単独2位に浮上した。
クーチャーは9位タイから1イーグル、8バーディ、1ダブルボギーの「63」で回り、単独トップのジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)から1打差の好位置で最終日へ。2019年のソニー・オープン・イン・ハワイ以来優勝から遠ざかっている46歳のベテランだが、勝てば5年ぶり10度目のタイトルというだけでなく、18年連続のプレーオフシリーズ進出も見えて来る。
今季は18試合に出場し、予選落ち11度、トップ10入りなしと苦戦しており、大会前のポイントランクは155位に低迷している。レギュラーシーズンは今大会を含め残り2試合。3日目終了時点の暫定ランクでは88位に上昇しており、逆転優勝となれば最終戦のウィンダム選手権(8月8日~)を前にプレーオフシリーズ進出圏内の70位以内にジャンプアップを果たす見込みだ。
「それが私がここに居る理由で、次(ウィンダム選手権)も出るよ。プレーオフシリーズに進むために自分にできるだけ多くのチャンスを与えたいんだ」とクーチャー。久々の優勝、そしてプレーオフシリーズ進出の命運も握る最終日のプレーに注目したい。