仏のマチュー・パボン、地元での五輪金メダルはメジャーVよりも価値がある?
更新日:2024/08/01 11:54
掲載日:2024/08/01 11:42
1日に開幕を迎えるパリ五輪の男子ゴルフ競技(ル・ゴルフ・ナショナル)。プロゴルファーにとって五輪とメジャーではどちらが重要かという話題はたびたび出るが、フランス代表のマチュー・パボンの考えは?
31歳のパボンはDPワールドツアーとPGAツアーでそれぞれ1勝をマークしているが、メジャーは未勝利。これまでは「オリンピックとともに成長したわけではないから、メジャーの方が重要だと感じていた。ゴルフ競技は2016年のリオで復活したばかり」と最大の目標はメジャー制覇だった。
しかし、100年ぶりに母国のパリで五輪が開幕すると、その心境に変化があったようだ。「選手村での数日間、エッフェル塔の前で行われた開会式など素晴らしい瞬間を見て、今は金メダルの方がメジャータイトルよりも価値があると感じるようになった」と心変わりした背景を明かした。
2016年はリオデジャネイロ大会は英国のジャスティン・ローズ、2021年の東京大会は米国のザンダー・シャウフェレが金メダルに輝くなど、五輪のゴルフ競技(個人)においてこれまで地元選手の優勝はない。悲願に変わった金メダルに挑むパボンのプレーに注目したい。