賞金王の可能性を残すのは平田憲聖、石川遼ら6人　蝉川泰果は連覇＆今季初優勝へ

　国内男子ツアーのゴルフ日本シリーズJTカップは28日、東京都の東京よみうりカントリークラブ（7,002ヤード・パー70）で開幕する。

　賞金レースは最終戦にもつれ込んだ。頂上決戦の優勝賞金は4,000万円で、可能性を残すのは平田憲聖、金谷拓実、今平周吾、岩田寛、木下稜介、石川遼の6人。この中で今平と石川は賞金王経験者で、今平は18年、19年に続く3度目、石川は過去2勝と相性のいい今大会で09年以来2度目の“マネーキング”を目指す。

　昨年大会は蝉川泰果が優勝。首位タイから出た最終日に「68」をマークし、通算15アンダーでシーズン2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。今季は日本プロゴルフ選手権の2位タイが最高と優勝がなく、最終戦で連覇とシーズン初優勝を狙う。