ランガーはマスターズに別れ　カプルスは「来年も戻ってくる」

　海外男子メジャーのマスターズは11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC（7,555ヤード・パー72）で第2ラウンドが行われ、67歳のベルンハルト・ランガー（独）と65歳のフレッド・カプルス（米）は決勝に進めなかった。

　ランガーはカットラインに1打届かず（通算3オーバー）これが自身最後のマスターズとなった。「本当に特別な2日間だった。幸運にも2回も優勝することができた。素晴らしい経験だった」と振り返った。

　一方、カプルスは初日を1アンダーで終えながら、2日目は5オーバー（通算4オーバー）とスコアを崩した。「こんな中途半端なプレーをした理由が分からない」と困惑しつつも、「来年も戻ってくる。マスターズは最も偉大な大会で唯一無二」と語った。

　オーガスタに別れを告げたランガーと、再びの挑戦を誓ったカプルス。歩む道は分かれても、この二人がこの地に注いだ深い情熱は、マスターズの歴史に確かに刻まれ続けている。