不倫問題で9年間出入り禁止の栗永遼キャディが謝罪「後悔と自責の念に苛まれる日々」
20日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から「9年間のJLPGAツアー競技又は弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入りの禁止」という処分が下されたキャディの栗永遼氏が自身のインスタグラムを更新し、謝罪文を載せた。
協会はこの日、3月に週刊文春で報じられた不倫報道を受け、川崎春花、阿部未悠、小林夢果には「厳重注意」および「本年度開催の新人セミナー第1日目から第3日目の受講義務づけ」の措置を科したと発表した。
全文は以下の通り。
この度は一連の報道により不快に思われた方々、大変申し訳ございませんでした。心より深くお詫び申し上げます。
さらに各相手選手のご家族、並びにご関係者の皆様、JLPGAを応援してくださっているファンの皆様、 スポンサーの皆様、同僚のプロキャディーの皆様、その他多くのゴルフ関係者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
今回、自分の行動によって信じてくださっていた方々の信頼を裏切り、深く傷つけてしまいました。自分の未熟さ、軽率さ、そして自分本位な行動が、どれほど多くの方の想いや努力を踏みにじってしまったのか。
報道が出てから今日に至るまでその重みと向き合いながら、後悔と自責の念に苛まれる日々を過ごしてまいりました。
本来キャディという立場は選手を支え、信頼される存在でなければなりません。その役割を自覚できていなかったことが、結果として多くの方々にご迷惑をおかけする事態を招いてしまいました。
このような状況を受け、キャディーとしての活動は当面自粛し、反省な時間を頂いておりました。その間、関係各所へ直接謝罪とご挨拶に伺い、改めて自分がどれだけ多くの方に支えられてきたのかを痛感いたしました。
今はただ、謝ることしかできません。どれだけ反省をしても、どれだけ悔やんでも、過去の行動を消すことはできません。
しかしこの反省を決して無駄にせず、今後はプロフェッショナルとしての自覚を持ち、 真摯に、謙虚に、人として成長し続けていくことで、少しずつでも信頼を取り戻していけるよう努めてまいります。
改めまして、今回の件でご迷惑をおかけしましたすべての皆様に、心より深くお詫び申し上げます。
2025年5月20日 栗永遼