「イラついていた」からの逆襲 トーマスが5連続バーディなど首位浮上
更新日:2025/06/21 11:46
掲載日:2025/06/21 11:44
全米オープンでの予選落ちから1週間。ジャスティン・トーマス(米)が怒りを原動力に奮闘している。
20日、コネチカット州のTPCリバー・ハイランズで開催されたトラベラーズ選手権の第2ラウンド。トーマスは後半11番から5連続バーディを奪うなど「64」を記録し、通算9アンダーでスコッティ・シェフラー(米)、トミー・フリートウッド(英)と並ぶ首位タイに浮上した。
前週の全米オープンでは悔しい予選落ち。「かなりイラついていた」と振り返るようにトーマスの中には強いフラストレーションが残っていた。その感情が、再び優勝争いに舞い戻る原動力となった。
「残念ながら、簡単に割り切れることではない。今でも相当イラつくし、必要以上に気にしてしまう」と、メジャーで結果を出せていない自分への苛立ちは隠さない。それでも「好きなコースに来られて、ある程度は勝手が分かっているから、先週のことも乗り越えやすかった」と前向きな気持ちで今大会に臨んでいる。
全米オープンの翌日にはすでに練習を再開していたというトーマス。その執念が実を結び、今大会では再び優勝戦線へと戻ってきた。その怒りを勝利へと変えることができるか、注目だ。