スピース、キャリアグランドスラム達成なるか「あと1勝だけできるとしたら、もちろんこの大会」
2015年にマスターズと全米オープンを制し、2017年の全英オープンで3つ目のメジャータイトルを手にしたジョーダン・スピース(米)が、14日開幕の全米プロゴルフ選手権(ペンシルベニア州/アロニミンクGC)で史上7人目となるキャリアグランドスラム達成を狙う。
2022年のRBCヘリテイジを最後に優勝がないスピースだが、今シーズンはここ数年と比べても安定したプレーを見せている。ここまで12試合に出場し、マスターズの12位タイなど6回のトップ25入り。世界ランキングは51位ながら、依然として上位争いに加わる力があることを示し続けている。
その一方で、課題は“噛み合わせ”だ。「スタッツを見ると、まるでモグラ叩きみたいなんだ。パッティングが良い週もあれば、ドライバーが良い週もあるし、ショットが良い週もある。でも、それらすべてを同時に揃えられていない」と話す。
そのうえで、「もし人生であと1勝だけできるとしたら、もちろんこの大会」と率直な思いを明かすスピース。ただし、意識しすぎることは避けたい考えだ。「それを成し遂げるもっとも簡単な方法は、それを狙いすぎないこと。ただコースに出て1ホール目への準備をし、しっかりとしたゲームプランを立て、このコースを攻略するのに必要な形で攻めていくだけ」と目の前の1打1打に集中する。
かつてはメジャー大会の度に優勝争いを賑わせていたスピース。「数年間、どのメジャーでも優勝争いできる、あるいはそのチャンスがあると感じながらプレーしていた時期があった。その後は断続的になったけど、またそういう状態に戻れるところまで来ている感じがある。だから自分にチャンスを与えたい」。感覚を取り戻しつつある32歳が、10度目の挑戦で快挙達成なるか、注目だ。