my caddie 編集部です。
ついに米男子メジャー初戦のマスターズが開幕しますが、オーガスタの魔女が潜んでいると言われる「アーメンコーナー」を攻略できた選手がグリーンジャケットに袖を通すのではないでしょうか?
オーガスタ・ナショナルGCの11番、12番、13番(アーメンコーナー)をご紹介します! ちなみになぜ「アーメンコーナー」と呼ばれているかというと、難しすぎて「神(アーメン)に祈るしかない」というところから来ています。
赤く囲ったところがアーメンコーナーmasters.com
11番パー5(ホワイト・ドッグウッド)masters.com
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11番パー5(505ヤード)はホワイト・ドッグウッド(ハナミズキ)と呼ばれており、グリーン左の池が視界に入るため、グリーン右サイドに乗せていく選手が多いです。飛距離的に2オンも可能ですが、リスクが伴います。
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masters.com 1987年にラリー・マイズがプレーオフでチップインイーグルを決め、グレッグ・ノーマンを破ったのはとても有名な話です。
12番パー3(ゴールデンベル)masters.com
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12番パー3(155ヤード)はゴールデンベル(レンギョウ)と呼ばれています。このパー3はオーガスタでは最も短いパー3ですが、風により6番から9番アイアンと持つクラブは変わってきます。
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ベン・ホーガン橋があります。1953年にホーガンが当時の最少スコアである通算14アンダーをマークした記念に作られました。
masters.com13番パー5(アザレア)masters.com
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13番パー5(510ヤード)はアザレア(つつじ)と呼ばれており、2017年覇者のセルヒオ・ガルシアが娘の名前を「アザレア」としたのは有名は話です。
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マスターズに出場する全選手決定 最後の切符はカナダのコナーズへmasters.com
ティーグランド左前方にはバイロン・ネルソン橋があります。1935年にネルソンがアルバトロスを達成したことを記念して作られました。
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masters.com 2オンを狙い、グリーン手前のクリークに入れてしまう選手は例年多いですが、3打目でも風の影響などでグリーンに届かずという光景はよく見られます。届いたとしてもバックスピンでクリークへというケースが非常に多いです。
ガルシアは2018年に4度の池ポチャで「13」を記録。中嶋常幸も1978年に「13」を叩いています。
また、手前を恐れてオーバーに打つと奥に4つあるバンカーに捕まってしまい、バンカー側からは下っているので、最悪の場合、クリークに入ってしいます。従って、アーメンコーナーの中では13番が一番難しいと言われています。
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安田祐香は堂々3位 アマ世界ランク1位のカプチョが優勝 しかし、前週のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権を制したジェニファー・カプチョ選手は見事2オンに成功し、イーグルを奪いました。
4日間を通してアーメンコーナーでスコアを落とさなければ、または、スコアを伸ばすことが出来れば、優勝争いは間違いないかと思います。あとは本当に祈るしかないですね…。