my caddie 編集部です。
31日、ミズノのオンラインフィッティング勉強会に参加しました。
今ではどこのメーカーでもフィッティングをしていますが、ミズノは1996年からフィッティングサービスを始めており、実はかなりの老舗なのです。
最新のフィッティングサービスでは、計測器のシャフトオプティマイザー3Dを取り付けた7番アイアンで「3球」打つだけで、クラブ選びに必要なデータを全て分析してくれます。
ヘッドのサイズやタイプ、ネックタイプ、ライ角、シャフトの硬さ、重さやキックポイントなど「3球」で分かってしまうのです。
しかも、アイアンのデータをもとにドライバーからウェッジまでも最適なフィッティングが分かるそうです。
勉強会にはミズノ契約プロの時松隆光選手も参加し、実際にフィッティングを受けた感想を述べ、フィッティングを受けている時の模様が流れました。
店舗でフィッティングを受けるのは初めてだったらしく、「いま使っているアイアンと、データがほぼ同じなので安心しています。クラブテストは時間がかかりますが、3球で分かるのはミズノさんの技術力があるな思いました」と驚いた様子でした。
また、フィッティングをすることでスイングの癖が分かるのもいいと時松選手は話していました。
「僕はフェードヒッターなので上から入りやすいです。フェースがインパクト時に左を向く癖があります。その癖もこのデータを見れば分かるので、スイングの悪いところが分かるのもいいです」
時松選手の結果は、フレックスはX、シャウト重量は110〜130g、キックポイントは中元調子が最適と分析されました(ヘッドスピードは39.8m/s)。
そしてシャフトの候補は下記の通りでした。
1:N.S.プロ モーダス3 システム3 ツアー 125X(129.5g、X)
2:ライフル プロジェクトX 6.0(121g、SX)
3:ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー S200(131g、S)
4:ダイナミックゴールド X100(130g、X)
5:ライフル プロジェクトX 5.5(118g、S)
時松選手が現在使用してるシャフトは「N.S.プロ プロトタイプ システム3(S)」、重量とキックポイントはプロトタイプのため非公開でしたがフィッティング結果とほぼ同様とのこと。それだけ正確ということです!
用意されているヘッドタイプはライ角別だと28種類、シャフトはスチールが52種類、カーボンが24種類あるので、高確率で自分に合う1本が3球打つだけで分かるのはかなり凄いことだと思います。
時松選手も仰っていましたが、自分に合わないクラブで練習してもなかなか上達しません。
特にアマチュアは「そんなに上手じゃないからフィッティングなんて…」と、とりあえずのクラブで練習を続けてしまいがちですが、洋服や靴と一緒でサイズが合わないと着心地が悪かったり、足を痛めたりします。
クラブは鉛を貼るだけで大きく変わる不思議な道具なので、フィッティングはかなり重要だと思います。ミズノのフィッティングであれば、すぐに終わるので初心者でも気軽にフィッティングを楽しむことができると思います。
時間のかかるフィッティングだと緊張してしまったり、「自分なんかが受けていいのかな?」と思ってしまうかもですが、パッと3球打って「こういうクラブが合うんだ」「こんなスイングの癖があるんだ」と知るだけでも上達するカギになると思います。
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