my caddie 編集部です。
先日、藤倉コンポジットのメディア向け試打会で「Speeder EVOLUTION(スピーダーエボリューション)」の最新シリーズである「VII(7代目)」を打ってきました。
奇数が先中調子、偶数が中調子なので「VII」は「V」の進化系。「V」のコスメティックはブルーでしたが「VII」はホワイトです。
モデルは「
351」「
474」「
569」「
661」「
757」で、「351」に関しては
ピンク色があります。
新技術や新素材については、難しい言葉が並びますが、超高弾性炭素繊維平織シート「70t カーボンクロス」、マルチフーププライ積層設計、「MCT(メタルコンポジットテクノロジー)」などが使用されています。
大きな特徴としては慣性モーメントの大きいクラブヘッドに合うように設計されていることです。
最近のクラブヘッドは寛容性がありミスヒットに強くなっていますが、遅れてヘッドが入ってきてフェースが開いてしまうこともあります。
特に初心者だとフェースが開くことがミスショットに繋がってしまうのですが、その開きを「VII」シャフトで補い「捕まえに行く」そんなシャフトです。
ドライバーで「351」から「757」まで一通り打たせて頂きましたが、どれも共通して「しっかりしている」「捕まる」「吹けにくい」と感じました。
「捕まる」といっても「先が走り過ぎて、捕まり過ぎて左に行く」という印象ではなく、ほどよく「捕まえてに行ってくれる」「開いた時にちょっと手助けしてくれる」感じです。
また、「捻じれる心配はなさそう」なことと、先端にはインパクト時のブレを抑える効果のあるシートが巻いてあるので、フェースの反発性に関係なく「当たり負けをしない」「ボールに力を100%伝えられる」とも思いました。
最近流行っているシャロースイングやGGスイングなど、しならせるスイングにも合うシャフトだと思います。
実はドライバーを打つ前に、練習用シャフト「
MCI PRACTICE Iron PLUS」で何球か打ってウォーミングアップをしました。
ウェッジやアイアンに装着して実際に打てるシャフトなのでウォーミングアップにも適していますが、ゆっくりスイングを確認する器具としても使えると思います。
「Speeder EVOLUTION VII」の発売は2020年9月3日(木)、価格はドライバー用が40,000円+税、フェアウェイウッド用が22,000円+税となります。
重量、フレックスと豊富なラインナップなので初心者から上級者まで、それぞれにマッチする1本を見つけることができると思います。
「Speeder EVOLUTION VII」の詳細↓
https://www.fujikurashaft.jp/material/speeder/speeder_evo7/