my caddie 編集部です。
2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となったアジア最大級のゴルフ見本市、ジャパンゴルフフェア(JGF)に行ってきましたのでレポートします。
ゴルフフェアといえば出展社数とブースの多さにいつも圧倒されるのですが、第55回目を迎えた2021年のゴルフフェアは密を避けるため、出展社数は117社(2019年は219社)、ブースは257コマ(2019年は456コマ)として開催されました。
また、今回は入場するのに事前登録が必要でした。事前登録をするとQRコードが登録したメールアドレスに送られてくるのですが、係員の方が入退場時にそのQRコードを読み取り、会場内の人数を常時5,000人以下になるようにコントロール。
人数制限をしていたので3日間の来場者数は計21,793人(一般来場者10,409人、ビジネス関係者11,181人、報道関係者203人)でした。
2019年は計60,487人(一般来場者:43,580人、ビジネス関係者16,272人、報道関係者635人)だったので寂しい気はしましたが、開催できたことが何よりだったと思います。
そんな中でも人気があったのは試打ブース。ピン、キャロウェイ、ダンロップ、ミズノなど最新のクラブを、各メーカーの専門家からアドバイスをもらいながら打てるので「30分待ち」や「本日は予約で満員」という状況(さすがに朝一は空いていました…)。試打の後は各メーカーのスタッフさんがクラブを消毒し、しっかりとコロナ対策をしていました。
ガーミンはゴルフフェア開催中に新製品商品を発表するのが恒例で、今回発表されたのは「
Approach S42」です。
軽量でコンパクトな「Approach S40」の後継モデルで、登録コースは国内含む全世界42,000コースに増え、測位衛星システムみちびきL1Sに対応しているため、より高い精度でGPSによる位置測位が可能になりました。
ダンロップブースには速いボールスピードで飛ばしたいというシリアスゴルファーの要望に応える「ZX5」「ZX7」ドライバーや、シリアスゴルファーに向けたスリクソンのフラッグシップモデル「ZX5」「ZX7」アイアンなどが展示されていました。
また今回、鬼滅の刃とのコラボグッズが初披露され、多くの人が立ち止まっていました。見ていた限りではやはり炭治郎が人気でした。
キャロウェイブースには普段では見られないツアーバンが。ツアーバンの中は撮影できなかったのですが、選手のクラブを調整するギアがたくさんありました。
また、最新の「EPIC」シリーズやジョーズウェッジに加え、キャロウェイが展開しているアパレルブランド「トラヴィスシュー」の展示も。最近ではジョン・ラーム選手が着ていて話題ですね。
ミズノブースにはグローバル戦略モデルの「ST」シリーズをはじめ、伝説のクラブが展示してありました。
特に目を引いたのは1987年に発売されたミズノプロ「TN-87」アイアン。「TN」は1985年、1986年と2年連続の賞金王に輝いた中嶋常幸選手(Tsuneyuki Nakajima)のイニシャル。2015年に発売された復刻モデルも人気があり、オークションだとフルセット20〜30万円もします。
原型はベン・ホーガンのパーソナルアイアンと言われていますが真相はいかに…。
ハンドメイドのプレミアムバッグブランド「
VESSEL」ブースにはタイガー・ウッズ選手のキャディバッグが展示されていました。