my caddie 編集部です。
ミズノは14日、グローバルモデルのSTシリーズより、「
ST-Z 220」「
ST-X 220」ドライバーをジャパンゴルフフェア初日の3月11日に発売すると発表しました。
簡単に分けると、「ST-Z 220」はウェイトが中央にある低スピン設計、「ST-X 220」はウェイトがヒール側にあるドローバイアス設計。それぞれの特性を生かすため、「ST-Z 220」はロフト9.5度のみ、「ST-X 220」はロフト10.5度のみとなっています。
高初速・低スピンというコンセプトに加え、今作は「安定性」を強化。ソールに配置されたカーボンの総面積を4割ほど前作から拡大させたほか、ヘッド後方にウェイト(約13g)を配分することで、「ST-Z 220」は約120%、「ST-X 220」は約128%とスイートスポットが広がっています。
フェース素材には一般的なチタンよりも強度が高く、たわみ量の多い「フォージドβチタン」を採用。チタンはα型、α-β型、β型に分類され、主要メーカーはα-β型を採用しているとのこと。その理由は、β型は反発ルール規制前に使われていた素材であるため。
しかし、ミズノは独自のフェース肉厚設計「コアテックフェース」や、インパクト時にフェース周辺のボディをたわませる技術「ウェーブテクノロジーソール」により、β型のチタンでも反発ルール内に収まるように調整しています。
昨年10月末から原英莉花選手、西郷真央選手、時松隆光選手、武藤俊憲選手、伊藤有志選手が「ST-X 220」ドライバーを使いはじめ、原選手は大王製紙エリエールレディスオープンで優勝しています。
(C)Getty Images
禁断の高初速素材「βチタン」を搭載し、高初速、低スピンに加えて、高い安定性を追求した今作は、ミズノ契約プロがシーズン終盤にすぐ切り替えられたほどの仕上がり。
実際に打たせて頂きましたが、それぞれしっかりと特性が出て、打音や打感は相変わらず心地良かったです。もう少ししたら全国で試打会も開かれると思うので、是非お試しください。
なお、価格はともに7万2,600円(税込)からで、「ST-X 220」のみ
フェアウェイウッドと
ユーティリティの展開があります。
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