my caddie 編集部です。
12日、キャロウェイゴルフの新製品発表会が行われ、「ROGUE(ローグ)ST」シリーズの情報が解禁されました。その中でも気になるのはドライバー(4モデル)。果たして前作からどのように進化したのでしょうか。
STはスピードチューニングという意味で、キャッチコピーは「さぁ、ボールスピード・ゲームのはじまりだ」とボールスピードに着目して開発され、「FLASHフェースSS22」や「JAILBREAK AI スピードフレーム」が進化しています。
「FLASHフェースSS22」は打点の位置に加えて、飛びの3要素であるボール初速、打ち出し角、スピン量の組み合わせもAIが担当。ゴルファー別、モデル別でより最適化されたフェースが誕生しました。
「JAILBREAK AI スピードフレーム」は、ヘッド内のソールとクラウンを四角いフレームでつなぎ合わせることで、インパクト時のたわみを最適化するという技術ですが、今作から湾曲からストレートにし軽量化を図ったほか、ソール側の剛性を高めることに成功しています。
また、ボディはレーシングカーでも採用されている、一体成型の「UNIボディ構造」。この構造により溶接や接着する箇所が減り、軽くしつつ剛性を高めることに成功。さらに、ソール後方に搭載されている最大約26gの「タングステンスピードカートリッジ」により寛容性が高まっています。
発表会に出席した河本力選手と杉原大河選手は実際にデモンストレーションを行い、河本選手は84.7m/s、杉原選手は78.9m/sとPGAツアーレベルのボールスピードを記録。
河本選手は「初速も上がっていて方向性が良い。実戦で早く使いたいと思わせてくれるドライバー」、杉原選手は「打感は柔らかく感じるけど初速が出る。飛距離を伸ばすことにおいてボールスピードは密接に関わってくるので一番大事な部分」と話していました。
モデルは、幅広いゴルファーにフィットする「
MAX」、ドローバイアスの「
MAX D」、低スピンの「
MAX LS」、軽量化を図った「
MAX FAST」の4種類(価格はそれぞれ税込86,900円〜)。この中からあなたに合う一本が見つかるはずです。なお、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンもそれぞれ3月下旬に発売されます。