大手量販店での鳥かご試打した日本仕様の感触が良かったので、ネットオークションで格安に入手。ＵＳ仕様の65ｇのアルディラシャフトがセットされたもので、Ｎポジションでフェースはきれいなスクエア。特筆すべきはその打感と飛距離で、金額に関係なく最高レベルの性能と思います。改めて高価な製品が良いとは限らないと感じました。ヘッド単体で重量は190ｇと軽くその分シャフトは46インチと長くなっています。シャフト＋グリップでの重量は125ｇで65ｇのシャフトとやや重めのグリップとスリーブで構成されているようです。バランスはD2でした。いつもの練習場で打ってみましたがヘッドが軽いため軌道が安定しません。まずはヘッドに7ｇの鉛をソール後部へ張り付け。ヘッドの重みを感じられやや硬かったシャフトの感触も改善しましたが、振り遅れのプッシュスライスが気を抜くと出るようになりました。バランスはD7程度出ていたため、グリップエンドに1インチの幅で白テープを貼って短くグリップするように改善。テープはともすれば振り回す悪い癖を戒めるまじないみたいなもので、要は短く握ればよいのですが・・。しばらくこの状態で打ちこむとシャフトも慣らしが進んだのか、当初の硬さが取れてきました。先日のラウンドでは安定感と叩いた時の飛距離と、文句のつけようがありません。打感は一度フェースに食い込み押し込みながら飛び出す様な柔らかさがあり、これは好き嫌いに個人差が出るところかもしれませんが、パチンとはじく感覚でなくコントロールができそうな気にさせてくれます。ロフトは10.5度を選択、RIPシャフトは抑えめな弾道となる元調子ですので、私にとってはこれが正解でした。ドライバーを物色中の方は一度試す価値はあると思います。