中古の価格が落ちてきたので試したところ、とてもいいヘッドだと思いました。 ヘッド形状は丸みが強く、フェース高さは普通なので、球の高低、左右、ともにニュートラルな印象を受けます。実際に打ってみると捕まりはニュートラルで左右はどちらでも打てますが、弾道はやや高いです。これはシャフトの性能による部分のような気もします。 ウェイトやネック調整で弾道をかなりいじれるので、使用者の普段のスイングに合わせたり、その時の調子やコースなどで使い分けることも出来ます。ウェイトが色々な重さでついてくるのも嬉しいところです。 リアルロフトは少なく、表示通りです。ヘッドの弾きはとても良く、地クラブ並みの反発がある感じがします。フェースがブラックIPなのは好みの分かれるところと思いますが、自分は飛びそうなイメージが出て好きです。 打感はやや固め、弾き感が強いです。 もう少し動きの少ないシャフトで、しっかり球筋をコントロールしていけるとヘッド性能が活かせそうな気がします。 コスパは最高です。これほどのヘッドが値下がりしてるのは信じられないくらいです。お気に入りのシャフトのある方は、ぜひ試してみてほしいです。

4番のみUT代わりに買いました。シャフトはツアーイシューです。 712Uがとても良かったので期待して買いましたが、ヘッドのふくらみがより小さくなり、構えた感じがさらにアイアンに近づいて、良いイメージを持てます。ヒットに対する強さも前よりよくなっている気がし、特にトゥ側ヒール側の打点のブレはほとんど飛距離に影響しません。 打感は中空らしい軽い打感ですが、飛距離が出そうなイメージでいいと思います。 ソール側のウェイトのデザインは好きじゃないのですが、ヘッドの機能について言えば間違いなく712Uよりよくなっていると思います。ロフトが立ったことからか、前よりも強い弾道になっているので、上から落ちる球を打ちたい場合には712の方が良いかもしれません。712Uの24°よりも、平均でキャリーが3ヤードくらい伸びている印象です。とくにミスヒットでの距離の落ち込みが少ない分、打つ時に安心感があっていいです。 7番などは打っていません。

5番27°、PW47°のUSモデルです。 顔はネックからフェースへの流れはキャロウェイらしい顔で、ややグースしながらも懐が浅い感じで捕まるイメージは強くないです。溝の本数が多く、最近のアイアンっぽいなあという印象を受けます。バックフェースのデザインはカッコよく、バッグに映えます。 ロフトなりの飛距離で、特に高さや飛距離に変わった点はありませんが、最近のMBの傾向としてやはり低重心なのでややロースピン、ややトップや先っぽの当たりに強い印象です。 バンスもついているので、芝から使うのにはとてもいい感じのソールです。 シャフトは番手フローになっているものを初めて選択しました。プロジェクトXも初めてですが、バット径がDGなどよりやや太い感じがします。しなりは感じやすく、6.0はSX表示のわりには柔らかく感じます。球も上がりやすい気がします。番手フローはショートアイアンは球が抑えられていいのですが、ロングアイアンはかえって打ちにくくなっている感じがしました。

フェース高があるのでアイアンに近い感覚で振れます。長いラフでも下をくぐる不安はありません。 サイドスピン、縦のスピン量のコントロールがしやすく、上級者にはかなり扱いやすいクラブだと思います。飛距離性能も高く、打感はしっとりとしていながら適度なスピンで吹けずに前に進みます。ソールもよく滑るので、抜けの良さ、打感の良さと同時に入射角に対するやさしさもあると感じました。 性能そのものは文句なく素晴らしいのですが、フェースのバルジがしっかりついているので自分はフェースの向きを感じにくく、そこが合いませんでした。こういったバルジを構えやすいと感じる方も多いので、合うかどうかを試してみるのが良いと思います。