長らく使用しているタイトリストのZBフォージドをそろそろ新調したいと思い、このサイトや他のサイトを参考に調べて試打してきました。主にZBとの比較になりますが、そのZBを簡単に説明するとマッスル寄りのハーフキャビティだと思います。 尚、同時に試打してきた機種は以下のとおりです。 ナイキ vapor pro タイトリスト 716MB スリクソン Z965 ※上記3機種の番手は全て7Iです 打感：芯に当たった時はかなり良いと思います。芯を捕らえた時は何ともいいようのない感触が手に残ります。ですが今使っているZBともそんなに差はありませんでした。自分なりに理由を考えたんですが、スイートエリアが広がったせいかもしれません。他の方が言われている「少しぼやけたような感じ」と同じ印象かもしれません。でも決して悪いという訳ではないです。 あえて順番をつけるならこんな感じです。 MP-5≧ZB＞vapor pro＞716MB＞Z965 構えやすさ：これは試打してきたクラブ全体の傾向に思えますが、どのメーカーの機種もかなり構えやすいです。自分が思ってたマッスル（かつてのカミソリのようなブレードです）のような物ではなく全て違和感なく構えられました。よって順位はありません。 やさしさ（打ちやすさ）：この部分が一番驚きました。若干の打感を犠牲にして（あくまでも個人的な感覚です）広げたスイートエリアがミスヒットにかなり強くなっています。今使っているハーフキャビティのZBよりもむしろマッスルバックのMP-5の方がかなり打ち易かったですし、距離のばらつきも少なかったと思います。vapor proや716MBもかなり打ちやすかったですが自分が打った感じではMP-5が１番でした。Z965はMP-5と比べると確かに芯は小さいと思います。いずれにしても道具の進化を痛感しました。 順位はこんな感じです。 MP-5＞vapor pro≧716MB＞ZB＞Z965 シャフトの相性ですが自分にはDGのS200が一番合ってると言われました。（参考までに7Iの飛距離はキャリーで175ydくらいです） X100では横のばらつきは多少減りますが自分のHSでは飛距離ロスが平均で7〜8ydくらい出てしまうようです。逆にMODUSは打球が高めになってしまい、これも7〜8ydくらい飛距離ロスするみたいです。（打ち方の問題かもしれませんが・・） 方向性：打った機種全て同じだと思います。自分の持ち球がストレート〜ややドローなのですが、全ての機種でその弾道になります。マッスルである以上、開いて当てればフェード・スライスになり、普通にハンドローテーションしていけばストレート〜ドローになります。要は打ち方なりの球しか出ないと思います。ですのでこちらの順位もありません。 操作性：この部分に関しては自分のゴルフが弾道の種類や高低まで完璧に打ち分けるレベルには至っていません。ですので控えさせて下さい。 コストパフォーマンス：MP-5は2017年型バージョンが出るので2015年型はどこも安くなってきてると思います。用具部門から撤退したナイキのvapor proはその事情もあってか半値以下で売ってます。 順位はこんな感じです vapor pro＞＞Z965＞MP-5≧716MB 最後に総括としてMP-5は絶対に買いだと思います。自分が普段から慣れ親しんだハーフキャビティのクラブ以上の打ち安さだとは思いもしませんでした。年末年始遊び過ぎたツケですぐに購入する事ができないのですが来月くらいには多分買ってると思います・・いや絶対に買う！（笑）