金谷拓実、タイガースタイルで予選突破 伝説の16番でガッツポーズ!
更新日:2019/06/15 15:50
掲載日:2019/04/13 11:41
海外男子メジャー初戦 マスターズ(現地時間12日/ジョージア州/オーガスタ・ナショナルGC)2日目が終了し、アマチュアの金谷拓実(東北福祉大3年)が通算3オーバー57位タイとカットライン上で決勝ラウンド進出を決めた。
金谷は去年のアジア・パシフィック・アマチュア選手権を制し今大会の出場権を獲得。日本人アマチュアの予選通過は2011年、2012年の松山英樹以来2人目の快挙となった。
2日目は黒キャップ、赤シャツ、黒ズボン、黒シューズとタイガー・ウッズ(米)スタイルでプレーした。13ホールを終え3ボギー、1ダブルボギーと予選通過は厳しいかと思われたが、15番パー5でグリーン奥からの3打目をピンそばにつけバーディを奪取。
続く16番パー3では長いバーディパットを沈めウッズばりのガッツポーズを見せた。16番と言えば2005年にウッズがグリーン左奥からチップインバーディを決めた伝説のホールだ。
マスターズを放送するTBSテレビの現地キャスターを務める芹澤信雄のインタビューに金谷は、「16番の長いパットが入ってくれて、まだ(予選通過の)チャンスがあるなと思い最後まで必死にプレーしました」とコメントした。
金谷を含め4人のアマチュアが予選を通過。最上位は通算1アンダー29位タイのヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)となっている。金谷は残り36ホールでスコアを伸ばし、ローアマチュアに輝けるだろうか。
(写真:Getty Images)