レースもシューズクロージャーもないコードカオス・レースレス新登場
アディダスゴルフは2020年に発売したコードカオスをフルモデルチェンジしたスパイクレスシューズ「コードカオス・レースレス」を2023年8月10日に発売する。価格はオープン。
2020年の発売でゴルフシューズにおけるアディダスのマーケットシェアを1位に導いたコードカオスが、今回も破壊的なコンセプトを継承しつつ、レースもシューズクロージャーも搭載しないパフォーマンスシューズとなって新登場。
コードカオス・レースレスは、サッカーやバスケットボールなどのレースレスシューズで採用されているテクノロジーを応用し、「クロージャーが無くてもツアーレベルの安定性を発揮するゴルフシューズ」というテーマで開発された。
メインカラーには、ビデオゲームなどで「バグ」や「裏技」を意味する「グリッチ」をコンセプトに、コードカオスらしい破壊的なデザインに仕上がっている。
アッパーには、伸縮性の強さと方向を自在に調整できるプライムニットを採用し、スイング時に欠かすことのできない横方向の安定性を確保しながら、グローブのように甲に馴染み、足と靴が融合したような一体感を得られる構造とした。
編地を変化させ伸縮性をコントロールしたおかげで、レースやダイアル式のクロージャーが無いのにも関わらず高いフィット感を実現。履き口のパーツと甲全体を覆うパーツの連携部分にPUフィルムとシームテープを配し、硬度を高め、伸びを強力に抑えることで、レースレスとは思えない安定感を確保している。
また、ミッドカットシューズの課題ともいえる着脱のしやすさについては、履き口部分の伸縮性を高め、2つのプルタブをセットすることによって、従来モデルより着脱が楽になる構造に。
アッパーヒール部分には一人ひとりのかかとの形に優しく順応するソフトな素材感のヒールクリップを採用し、歩行時の快適性を確保しながら、横方向には広がりにくい構造にすることでスイング時の安定性も両立した。
コードカオスの特徴のひとつ「破壊的グリップ力」を生み出す、アディダスの最新テクノロジーによって生み出されたスパイクレスアウトソール「ツイストグリップ」を踏襲。コードカオス・レースレスは、世界中のゴルファーを驚かせたグリップ力はそのままに、ミッドカットとレースレスならではの快適性や安定感を実現した破壊的なツアーシューズだ。
アディダスゴルフのグローバルフットウェア・ディレクター、メイソン・デニソン氏は「コードカオスは、アディダスゴルフが機能性をもたせたまま、革新性やデザイン性に様々なことを限界まで試すことができるシリーズです。他のスポーツにおけるレースレスのテクノロジーの可能性を見て、ゴルフに持ち込みたいと思った時に、コードカオスは最適のモデルでした。コードカオス・レースレスの性能の高さに、きっと多くのゴルファーが驚くと思います」とコメントしている。