聖地セントアンドリュース帰りの遼、藤田らが北海道で激突！

　22日からの国内男子ツアー、長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ（北海道、ザ・ノースカントリーゴルフクラブ)に、ゴルフの聖地セントアンドリュース オールドCで行われた先週の全英オープンに参加した選手が多数、大舞台で得た経験と興奮をそのままに参戦する。

　中でも全英オープンで4日間プレーして、18番はすべてバーディを奪うなど目の肥えた本場のギャラリーを沸かせた石川遼は、予選ラウンドで一緒に回ったトム･ワトソン（米）からも称賛を受けるなど期待が高い。

　大会2日前に帰国した石川は、ロンドンからの便が燃料漏れの恐れありというトラブルに見舞われたものの、すっかり遠征慣れし落ち着いたもの。世界新記録の58をたたき出した中日クラウンズ以来となる今季2勝目を、北海道で挙げようと意気込んでいる。

　また大会連覇のかかる藤田寛之も張り切っている。というのも今大会と、サン・クロレラ クラシック（7月29〜8月1日、小樽カントリー倶楽部)、ANAオープン（9月16〜19日、札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース)を含めた、北海道で行われる3試合が連携しツアーを盛り上げる北海道スイングでは、3試合すべてに優勝すればボーナス賞金1,000万円が与えられる。さらに、今大会は連覇なら2,000万円のボーナスが出る。つまり藤田の場合は全3試合で優勝すれば、賞金＋3,000万円が手に入ることになるのだ。

　他にも全英からの強行軍で、谷口徹、宮本勝昌、小田龍一、小田孔明、薗田峻輔らが出場。夏の北海道を盛り上げる。