T.ワトソン、逃げ切って開幕戦完全V!
更新日:2011/01/21 14:21
掲載日:2010/01/25 13:14
トム・ワトソン(米)がシニアルーキーの強敵を接戦で破り、2010年シーズン初戦を勝利で飾った。
米チャンピオンズツアーの今季開幕戦、三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライ(ハワイ、フアラライGC)は現地時間24日、最終ラウンドの競技を終了。初日からトップを走ったワトソンが7アンダー65の好スコアをマークし、通算22アンダーで逃げ切りVを達成した。
楽勝かと思われた最終日だが、最後はハラハラドキドキの展開。50歳になったばかりのフレッド・カプルス(米)が16番までに1イーグル、6 バーディの猛攻でトップに躍り出たのだ。だが後塵を拝したワトソンが最後は底力を発揮。まず17番でバーディを奪ってカプルスに並びかけると、最終18番でもバーディ。再逆転に成功し、1ストロークの僅差で勝利をものにした。
昨年の全英オープンで59歳(当時)にして優勝まであと一歩に迫ったワトソン。先週はジャック・二クラウス(米)とペアを組んだスキンズゲームで勝っており、今週また開幕戦を制したことで今後も還暦ゴルファーに益々注目が集まりそうだ。
その他、通算18アンダー単独3位にマイケル・アレン(米)、通算16アンダー単独4位にトム・レーマン(米)。昨年の賞金王ベルンハルト・ランガー(独)は通算12アンダー9位タイに終わっている。