6人が首位の混戦スタート! ソニー・オープン
ザック・ジョンソン(米)が、連覇に向けて最高のスタートを切った。
今季米ツアー2戦目でフルフィールド初戦となるソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ、ワイアラエCC)が現地時間14日に開幕した。第1ラウンドは、ディフェンディング・チャンピオンのジョンソン、デービス・ラブIII(米)、ライアン・パーマー(米)、トロイ・メリット(米)、ロバート・アレンビー(豪)、ジョン・メリック(米)の6人が5アンダー65で首位を並走。昨年のマスターズ王者、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、スティーブ・ストリッカー(米)ら10人が1打差の7位タイでこれを追っている。
練習ラウンドは静かだったコンディションがこの日は一変。ハワイ特有の風が朝から吹くタフなコンディションとなったが、開幕を待ちきれなかった男たちはそれをものともせずに光るプレーを見せた。
ジョンソンと同じ組でプレーしたベテランのラブIIIは、首位タイと最高のスタート。去年は全速力で駆け抜け、終盤には疲れきってしまったこともあり、11月、12月は全く試合には出ずに休養したという。特に12月は芝の上に立つことも無かったほどだが、すぐに試合カンを取り戻し「スタートにしてはいいね」と笑顔をのぞかせた。
連覇を狙うジョンソンは予想通りの好発進。パーマーも「7年間のキャリアの中で最高のスタート」と優勝に貪欲なところを見せる。その一方で、思いもかけない好スコアで注目を集めたのがルーキーのメリットだ。これがツアー最初の試合となり、その第1ラウンドでトップタイとあって「予想していたか?」と尋ねられ「フィアンセにも聞かれた」と笑いながら答えた。
その他、今季は米ツアーを中心にプレーすることを宣言しているアーニー・エルス(南ア)は、1アンダー69で回り32位タイとまずまずのスタート。地元の注目選手、タッド・フジカワ(米)は2オーバー72で84位タイと出遅れている。