首位を守ったT.ワトソンにF.カプルスが迫る!
更新日:2011/01/21 14:28
掲載日:2010/01/24 14:25
前半と後半で別人のゴルフを見せたトム・ワトソン(米)が単独トップの座を守った。
米チャンピオンズツアーの今季開幕戦、三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライ(ハワイ、フアラライGC)は現地時間23日、第2ラウンドの競技を終了。初日『63』と爆発しトーナメントをリードしたワトソンが、この日は6アンダー66をマーク。通算15アンダーとし開幕戦Vに王手をかけた。
出だしの1番でボギーを叩きつまずいたワトソンは、中盤の8、9番連続ボギーで後退。前半を3バーディ、3ボギーのイーブンパーで折り返し、先行きに暗雲が立ち込める。しかし後半に入ると別人のようにショット、パットにキレが戻り、10番のバーディを皮切りに5連続バーディの猛攻を披露。後半だけで6つスコアを伸ばし、後続に2打差をつけた。
単独2位にはこれが本格的なシニアデビュー戦となるフレッド・カプルス(米)。通算12アンダー3位タイにトム・レーマン(米)とマイケル・アレン(米)が続き、悲願のチャンピオンズツアー初優勝を狙うマーク・オメーラ(米)が、通算11アンダー5位タイから逆転を狙う。常夏の島を舞台に、各々の思惑をかかえた歴戦のベテランたちがトロフィを目指す。